吉本が誇るなんば花月
なんば花月は吉本興業が誇る演芸専用劇場で、現在のなんばグランド花月の前身にあたるものです。大阪の高島屋本店向かいの南海通りに位置し、なんばグランド花月がオープンした後もなんば花月では新喜劇を中心としたお笑いの公演が続けられており、なんば花月は旅行ツアーの中に組み込まれるほどの人気でした。旅行会社大手の近畿日本ツーリストでも、なんば花月を組み込んだツアーを扱っていたほどです。なんば花月は吉本興業の活動本拠地とも言える劇場で、多くの人に愛され、親しまれてきました。温泉ツアーや、バスツアー、食い倒れツアーなど、目的は違えど大阪に来たならば、誰もが一度はなんば花月に訪れたいというほどの人気ぶりでした。しかしなんば花月は老朽化にともない、1988年(昭和63年)5月31日に閉館しました。それ以後吉本興業の活動本拠地は、なんば花月の後にオープンしたなんばグランド花月に移され、現在はそこを拠点に世界に向けて笑いの発信を続けています。ちなみに、なんば花月の跡地は現在スイング吉本ビルとなって、現在も吉本興業を支え続けています。
吉本新喜劇が3大都市ツアー
昨年結成48周年を迎えた吉本新喜劇は、節目の50周年に向けて更なる飛躍を目指し、本拠地なんば花月改め、なんばグランド花月を飛び出し、東京・名古屋・大阪の3大都市でツアーを行ないました。「吉本新喜劇エキサイティングツアー’07」と題されたこのツアーは、昨年座長を襲名した川畑泰史から、新喜劇おなじみの面々である小籔千豊、内場勝則、辻本茂雄、石田靖、池乃めだか、未知やすえ、島田珠代、山田花子など豪華キャスト陣が2時間まるまるボケ倒し・暴れまくりという、お笑い好きにはたまらない内容でした。普段テレビではなかなか見られない吉本のベテラン芸人達が多数出演しており、各芸人の持ちネタや芸人同士の息の合ったアドリブなど、みどころが満載のツアーでした。吉本新喜劇の鉄則として殺人などの「人が死ぬ、傷つく」などはタブーとされており、ベテラン芸人のギャグやボケに皆がコケるなど、おなじみの明るい笑いが大好評のツアーとなりました。